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【親族逝去時の手続きや心構え/Preparedness and Procedure at the time of family death】

2016 年 8 月に父を、そして今年 9 月に母を失い、期せずして 2 年の間に 2 回の見送りをしました。 短期で両親を失ったからこそ改めて感じたのは、見送られる側、見送る側の双方にとって、然るべき準備をしておくことの大切さでした。 社会保険労務士としての視点から新たに気付いたことと併せて、当該記事にて共有させていただきます。 ■永眠後の流れについて 項目 場所 実施事項など 補足 死亡確認 病院など ①医師から「死亡診断書」を受け取る ②葬儀社へ連絡し、 ・遺体引取り時刻確認 ・一旦帰宅 or 斎場へ移送のいずれか選択 葬儀社 打合せ 自宅 ①葬儀社からもらえる「火葬許可申請書」と死亡診断書の左面にある「死亡届」に記入/押印 ②葬儀打合せ 宗派もしくは無宗教で行うなど、日頃から意向を確認しておくと意思決定もスムーズです 届出 役所 「死亡届」と「火葬許可申請書」の提出 葬儀社によっては届出まで代行してくれます 連絡 自宅 ①親族/勤務先/故人と親交ある方々へ連絡 ②通夜/告別式時の受付担当を依頼 ③弔辞、献杯のご発声依頼 バスや火葬の間に振舞う食事(精進落とし)の手配の都合上、親族だけでも火葬場まで立会う人数を確認 待機 自宅など ①遺影に用いる写真選び ②棺に入れてあげる洋服や品を選別 ③遺族代表あいさつの考案 この時くらいしか落ち着けないため、遺族代表あいさつで会葬者に故人の為人を伝えつつ、悔いなく故人を見送れるよう原稿を作ってしまいましょう 葬儀 斎場など 故人の知り得なかった貴重な情報に触れる数少ない機会なので、通夜振舞いや精進落としの場で、親交あった方々に在りし日の言動を尋ねましょう 届出 役所 まずは次の3つを真っ先に届け出ることになります ①住民票抹消届 「死亡届」提出と同時に抹消されるため届出不要の行政もあるようです ②世帯...