【経営者に求められる姿勢/Attitude required of management】 vol.8
プランター型企業の肝となる「人材の適正循環」を具現化するための6つの要素である「人材募集」「面接」「教育」「就労環境」「評価」「退職」。
今日は、「評価」です。
経営者として、評価をどのように位置づけられていますでしょうか。従業員に対する評価を、直接本人に伝えることが最低限求められます。
さらに、明確な基準を以って評価し、昇給や賞与などで還元されることが、なお望ましいです。
また、一定規模の組織になると、正しく評価し部下に通知できるように部課長の教育も欠かせません。
同じ基準と姿勢で取り組まず各人に任せると、主観による評価のズレや差別を生みかねず、従業員からの不信や社員間の関係悪化へとつながり組織機能を低下させます。
人間の体で言えば、致命的となり得る大動脈乖離のリスクを常に抱えた状態とお考えください。
これまで何度か申し上げているように、「言わなくとも理解してもらえる」ことなどはあり得ないこととまずは経営者が悟り、自ら評価し伝える場合は当然ながら、成長に伴う組織拡大期においても部課長が同じ方針で部下を評価しフィードバックできることに手間暇を惜しまないよう意識せねばなりません。目の前の課題にばかり追われ疎かにすると、気づいた時には取り返しがつかない環境になってしまいかねません。
企業ごとに方針や基準は異なりますが、弊所が仕組みづくりから運営定着のお手伝いをさせていただきます。
<English>
“Proper circulation of human resources”, the key factor of “Planter
type” company consists of 6 elements, “Recruiting”, “Interview”, “Education”,
“Work environment”, “Evaluation”, “Resignation”.
“Evaluation” is today’s topic.
It is the minimum requirement to convey the evaluation to employees
directly. And it is more desirable to evaluate with clear criteria and be
rewarded by pay raise or bonus to employees.
Education of the department chief is also indispensable so that they
can evaluate and give subordinates feedback properly at a certain scale
organization.
Otherwise organization function would not work since discrepancies
and discrimination in evaluation by subjectivity result in suspiciousness and
deteriorating relations among employees.
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